THE TREE OF LIFE ~生命の木~

世界日記 (番外編)

   
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最後まで必死になって戦う姿は美しい
例えその直向きさ最良の結果に繋がらなかったとしても、その姿勢は多くの人々の心を掴んで離さない
荒削りでも、見る者を魅了する美しきアラビアン・サッカー、それを実践したチームは、なにもアルアハリだけではない。

ヨルダン代表

アラビアン・ビューティー

女子サッカーヨルダン代表、彼女達もまた、最後までボールに喰らい付いた聖なる蹴球集団だったと断言出来る。
3戦3敗30失点無得点、クラブW杯よりも一足先に閉幕を迎えたアジア競技大会の舞台において、あまりにも酷い成績を残してしまったヨルダンだったが、試合後の彼女達の表情には一点の曇りもなかった。
イスラム国家カタールで開催された今大会、肌の露出はもちろんの事、女性が人前に出る行為自体が良しとされないイスラム社会の中で、彼女達ヨルダン代表チームは敢えて競技に参加した。
杜撰な守備幼稚な戦術そして乏しい運動量・・・。
確かに、アスリートとしての、サッカー選手としての能力は低かったと言わざるを得ない。
しかし彼女達は、予定されていた3試合全てをしっかりと戦い抜いた
日本戦で13失点、対中国戦では12失点、対タイ戦でも5失点・・・。
相手陣地に攻め込む事すらさせてもらえない、ひたすら自陣で守るだけの惨めなサッカー・・・。
それでも彼女達は、決して走る事をやめなかった
なぜか?
それはきっと、彼女達が戦っていた本当の相手が別の所にいたからだろう。

ヨルダン代表1

↑彼女達が本当に止めたかったのは、なでしこジャパンのドリブルなどではなく・・・。

ヨルダンもカタール同様、イスラム教が国教とされている国であり、当然「女性の社会進出」に対して良く思わない国民がまだまだ多いのが現状だ。
しかし、時代は変わるものだ
本来、勝敗を決するスポーツという厳しい世界においては、「参加する事に意義がある」という言葉は当てはまらないのだが、我々では想像も出来ない程の覚悟を決めて臨んだ彼女達の挑戦彼女達の参加には、間違いなく意義があった。
先陣を切った彼女達の努力が実る事を、優秀なイスラム女性が国際社会の中でその能力を存分に披露出来る日が一日も早く訪れる事を、僕も微力ながら祈っている。

バーレーン

200メートル金メダルを獲得したバーレーンガサラ選手肌の露出を極力抑えながらも、最高のパフォーマンスを披露し優勝。こういったイスラム女性が一人でも多く台頭してきてほしいものだ。

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