THE TREE OF LIFE ~生命の木~

世界日記 (番外編)

   
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僕はフランスが嫌いだ。フランス人が嫌いだ。フランス語が嫌いだ。フランス料理が嫌いだ。フレンチ・トーストを口にすれば気分が悪くなるし、フレンチ・ブルドッグを目にすれば機嫌が悪くなる。そう、僕はフランスの全てが嫌いだ。そして当然その中には、サッカー・フランス代表も含まれている。

品位なき愚将ジネディーヌ・ジダンは、ワールドカップ決勝の舞台で相手ディフェンダーに頭突きをカマし、自らチームの世界一への夢を放棄した。偉そうに高々と「今大会限りでの現役引退」を、大会前から宣言していたこのハゲは、己の輝かしいキャリアにゲロをブチ撒けた後、応援する国民(ファン)を失望させたままピッチから姿を消したのである。彼は「これが最後」「現役引退」「この大会で全てを出し切る」などのキーワードを再三口にする事でメディアを操り、記者達の支持やサッカーファンの心を掴もうとした。そしてそれは、残念ながら完璧に実を結んだ。メディアは連日「ジダンのラストダンス」「ジダン最後の大舞台」などの美談を紙面に持ち上げ、彼の有終の美を求めるイタリア国籍以外のファンも急増した。しかしそこに、一体何の意味があると言うのだろう。この大会で全てを出し切ろうと、必死で戦ってきたのは彼だけではない。みんな同じだ。ワールドカップは四年に一度しか開かれない。今回出場した選手が、次回も代表に召集される保障なんてどこにもない。ワールドカップに参加した全ての選手達は、みな「これが最後」という気持ちをもってボールを追っていたはずだ。それを、まるで自分は特別であるかのように大々的な宣伝を行い、無理やり主役の座に転がり込んだ哀れな男は、結局暴力行為という最低な過ちを犯し、世界最大の宴に水を差したまま、自分勝手に幕を下ろした。誰もが食いつくような話題を記者達に提供した見返りとして、ジダンは大会MVPに選出されたが、僕の目には、彼は敗者としてしか映らなかった・・・。

昔、柔道の「ヤワラちゃん」こと谷亮子(当時・田村亮子)選手が、涙ながらにこう言っていた。「金(メダル)と銅(メダル)は、勝って貰う物。銀(メダル)は、負けて貰う物。」決勝の舞台で敗れ、失意のままロッカールームに引き揚げたフランス代表よりも、胸を張って笑顔で大観衆に最後の挨拶をしたドイツ代表の方が輝いて見えたのは、きっとそういう事なのだろう。
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