THE TREE OF LIFE ~生命の木~

世界日記 (番外編)

   
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ブラゲッデBlaggedde)とは、バーズラー・ファスナハトにおいて最も大切なモノである。

ブラゲッデ1

コイツらは周りをよ~く観察している・・・。

午後のパレードでワゴン車が通り過ぎた直後、街は一斉に無法地帯と化す。
上の写真にあるように、こういった兵隊は周りを非常に良く観察しており、狙いをつけたターゲットは絶対逃がすことなく紙吹雪まみれにして去っていく。
初めてこの祭りに参加した人の目には、彼等がただ単に暴走しているようにしか映らない。
しかし、実はそうではないのだ。
実際ほとんど攻撃を受けなかった
それは僕が外国人だからか?
いや、そうではない。
彼等はしっかりと観衆の全身を観察しているのだ。
そう・・・、アレを持っているのか?いないのか?を。

ブラゲッデ2

アレを持っていない奴は・・・

このカーニバルにおいて絶対的な力を持つアレとは、もちろんブラゲッデのことである。
ブラゲッデは所謂バーズラー・ファスナハトの参加を証明するバッジのようなもので、祭りの季節が近づくと(期間中も)売店や路上などで売り出される。
街のあちこちで見かける箱を片手に持ったブラゲッデ売り達、その独特客寄せの呼び声が聞こえ出すと、バーゼルの人々は春の訪れを実感すると言う。
仮面を被ったギャング達は、このバッジを(良く見える所に)身に付けている者は(基本的には)襲わない。
ブラゲッデを購入した人は、来年のカーニバル用貴重な運営資金集めに貢献してくれた人間と判断されるからだ。
更に面白い点は、このブラゲッデ三種類のランク分けがなされていることである。
(写真)のバッジは45フラン、は14フラン、そしては7フランというふうにだ。
それらは、若干大きさも異なる。
は本当に無敵で、ワゴン車からの贈り物をほぼ確実に手渡してもらえる(こともある)。
を所有している人に対しては、そっちの方向に投げてくれる(こともある)。
に関しては、・・・まぁ攻撃はされないという程度だろう(攻撃されることもある)。
値段は圧倒的に高かったものの、僕は三年連続でブラゲッデを購入したおかげで、多くの贈り物最高の思い出を持って帰ることが出来た。

ブラゲッデ3

↑2004年版ブラゲッデ

ブラゲッデ4

↑2005年版ブラゲッデ

ブラゲッデ5

↑2006年版ブラゲッデ

ブラゲッデ6

↑2006年版リースタールブラゲッデ
リースタールでの値段は、45フラン、12フラン、8フランだった。

ブラゲッデ7

↑歴代ブラゲッデの展示。
古い物は僕よりずっと年上だった。

NAKATA

サッカー日本代表中田浩二選手も、胸にブラゲッデを付けてました。

PS.今季からスイスプロサッカー1部リーグバーゼルFCに移籍した中田浩二選手に、僕はこの日(2006年3月6日)偶然マルクト広場でバッタリ出会った。正直、かなりビビッた。まさかこんな所で会えるとは・・・。「お前は礼儀も知らんのか?!このあいだの試合(2月28日に行われたボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦)は何だったんだ!!試合後ファンに挨拶の一つも出来ないのか!!そんなんだったらさっさと引退しろ、このボケッ!!」僕はそう言ってやるつもりだった。・・・が、止めた。僕はへタレだし、なにより彼が素晴らしい青年だったからだ。数分間ではあったが、少しだけ会話もさせてもらった。サッカー好きの僕が太股を触らせてもらっても、嫌な顔一つしなかった。写真撮影にも応じてくれたし、高ぶった態度は一切なかった。彼と出会えたおかげで、もう一度日本代表応援しようと思えた。
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